ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

エッセイ

昨日の土曜日は午前中、御茶の稽古だった。

従兄弟は、むつかしそうなお点前をしていた。 娘は盆立て、僕は薄茶を立てた。 先週の金曜日はエッセイ教室だった。 小説に、初めて濡れ場の場面が出てきた。 アテナの銀貨 中村克博 船長は船尾楼の甲板から帆のはらみ具合を見ていた。風は北西から北にまわ…

午前中はお茶の稽古

今年になって長女も稽古をはじめた。 雪が残っているが天気は良かった。 娘はあらためて盆立てから、従兄弟は濃茶の稽古、 母は両方を同時に指導していた。たいへんだろうと思った。 母から習い始めて従兄弟と僕は五年目に、 二人とも、もうすぐ古希。 昨日…

以前に読んだことのある本

レイモンド・チャンドラー 長いお別れ 午前中、エッセー教室の日だった。 妻は少し前、いけ花教室に先に出かけていた。 僕も、出かけようと思って、ふと見ると座卓の上にこの本があった。 なぜ、と思って手に取ると、僕のではないようだ。 ブックオフのシー…

きのう、宗像大社にお参りに行った。

これまでは、福岡まわりで一時間半かかっていたが、 八木山から宮田経由で山の中を北へ一直線だと50分ほどで着いた。 いい天気だった。道も整備されて運転もしやすい。 一月も中旬をすぎて、参拝者は少なかった。 古いお札を返して、新しいお札を買った。 …

この冬初めて、雪が降った。

あさ、まだ薄暗いころ窓の外から音がした。 霰のような雪が降っていた。みるみる地面が白くなった。 午前中、エッセイがある。車が出せるか心配したが、すぐに溶けた。きょう提出したエッセイはこんなだった。前篇のおわりだった。 栄西と為朝と定秀 中村克…

午前中はエッセイ、午後からは警固神社、夕方は居合だった。

宗家が馬廻りの殿に指導していた。 高禄の武士は正坐がふさわしいが・・・ 宗家の前では足が引っ込むのはいいことだ。殿は今度、昇段試験を受けるようだ。 山崎剣士は念願の一振りを気に入っているようだ。 警固神社でLe haruの作品展があっている。 きょう…

エッセイ教室に行った。

為朝の船団はトカラ列島を南下している。 定家の歌を若い僧がもじったのが受難のはじまりで、 一転して小難しい場面になって、調べるのに四苦八苦して書いた。 栄西と為朝と定秀 中村克博 船団はトカラ列島の島影を左舷に見ながら南西に進んでいた。中秋が過…

午前中エッセイ教室だった。

天気がいい。空が高い。今日の提出した原稿は、 栄西と為朝と定秀 中村克博 夜が明けはじめていた。東の空が青く硫黄岳の噴煙が白く見える。 丁国安は自分の船に帰っていた。 甲板を歩きながら大きく欠伸をして、ぼんやり浜辺の方を見ていた。 浜には石で組…

先日の金曜日は、エッセイ教室だった。

栄西と為朝と定秀、書きはじめて、すでに114.302文字になった。 400文字で割ると285.75になる。原稿用紙にすれば空白があるので 300枚を超えるだろう。いつまで続くか、区切りをつけたいが、 栄西と為朝と定秀 中村克博 平教経は退出するため為朝に一礼し、…

備前焼の酒甕にシダがはりついていた。

母のこころみらしい。庭の隅に長年おかれて甕は石や土と一体になっていた。 きれいに洗って写真にした。 酒甕は逆さだが、底が水盤になっておもしろい。 妻が床の間に置いて、野草をそえると、あじわいが変わる。 写真を撮って、水盤に入れて水に浸した。 き…

床の間に庭で見かけた葉っぱが生けてあった。

数日、大雨が降ったり雷が鳴ったり、朝夕寒かったり、おかしな天気だ。 うっとうしい天気が続くが、清々しくなる床のしつらえだ。先日のエッセイ教室は休みだった。 用意していた原稿はこんなだった。 栄西地為朝と定秀 中村克博 朝日が出ていた。うす雲が赤…

エッセイ教室の日だった。

「栄西と為朝と定秀」の小説を書くことが楽しみになっている。 今日もA4の紙に四ページも書いて提出した。 教室が終わって納涼の食事会があった。 普段の教室ではでない意見や論評が飛び交った。 先生から、僕の小説がおもしろいと言われた。うれしかった…

午前中、エッセー教室だった。

栄西と為朝と定秀、ひょんなことから書きはじめ、 調べては書き、調べては書き、していたら、物語はあらぬ方向へ、 もともと、この時代の歴史は知らないから、書くにあたって構想などないのだが、 それにしても、調べれば、調べるほど、知らなかった意外なこ…

むかし、イスラムでは地図は南が上だったらしい。

我々は、頭の中の基本図が北が上になっているようで、南が上だと変だ。 南を上にしたり、東を上にして地図を見てみた。 自分に、距離や位置での思い込みがあることがよく分かった。前回、金曜日はエッセイ教室だった。 東シナ海の地図を逆さにしてみて、考え…

友人の畑にヒマワリが咲いた。

今年の初ものらしい。 にこにこして届けてくれた。 きょう金曜日、午前中はエッセイ教室だった。 今日の栄西と為朝と定秀はこんなだった。 栄西と為朝と定秀 中村克博 宋船は武藤の小早船の船尾をかわした後、前方の大型船をよけるため舵を右舷に切ったが、 …

昨日は午前中、エッセイ教室、夕方から居合の稽古。

曇りの天気で涼しい日が続いている。 箱嶌さんは二尺五寸をこえる半太刀で前突きの稽古をしていた。 古式の形を発掘して研究しているのだろうか・・・ この日、エッセイ教室に提出した原稿はこんなだった。 栄西と為朝と定秀 中村克博 接舷した船の艫屋形か…

午前中はエッセイ教室だった。

エッセイのあと散髪に行った。 5時の予約を2時に変えてもらった。 第五週の金曜日で、七時からの居合の稽古はなかったからだ。 珍しいランの花が置いてあった。 コブラの形ににている。コブラ・ランというそうだ。 今日のエッセイはこんなだった。 栄西と…

エッセー教室のあとハーバーに行った。

日差しがつよかった。ジャケットは脱いだ。 「ひらひら」が上架さて船台に乗っていたていた。 ユーエスヨット&カスタムズの北橋さんの姿が見える。 船底まわりの点検がすんで、海に船をもどした。 一時間あまり、機走と帆走の具合を検査した。 船底が綺麗に…

前回、エッセイ教室を休んだが、こんなのを書きかけていた。

名前の呼び方について調べて、少し考えてみた。 母から蹲(つくばい)の導水竹の取り換えを言われていた。 延び延びになったが、夕方、材料を加工した。明日組み立てる。 エッセイは、こんなだった。 名前の呼び方 中村克博 為朝と栄西と定秀を題材にして小…

今日はエッセイ教室だった。

為朝が海に出て嵐にあった山場だった。 為朝の名前を呼ぶとき、「為朝さま」とは言わないだろうと指摘された。 以前から注意されているが、いまだになおっていない。 なんと呼んだらいいのだろう。 今日のはこんなだった。 栄西と為朝と定秀 中村克博 船頭が…

祭日だが、エッセイ教室があった。

今回は改行に工夫してみた。 地図と船の図を印刷して添付した。栄西と為朝と定秀 中村克博 青い空に高い雲がつぎつぎと飛ぶように流れていた。 二艘の小早船は、東からの強い追い風で大きなうねりを押し分けて進んでいた。 筵帆がはち切れるように、ふくらん…

午前中はエッセイ教室だった。

昨日今日といい天気がつづいている。 きょう提出したのは、 為朝の活動が海の上になり始めた。 栄西と為朝と定秀 中村克博 戸次惟唯が十一人の武士を伴い、ちかに案内されて壱岐にやってきたのは田植えが始まる春の頃だった。 それから夏がすぎ、いまは北風…

午前中、エッセイ教室だった。

二三日雪が続いた。ものを書くにはいい天気だ。 霙ではない。雪だが水分が多い。積もっても半日で溶ける。 重たいので送電線のトラブルで夜に停電する。ロウソクの用意をした。 小説は、書くことの何十倍も調べることの方が多いのだと分かった。 今回は箸休…

先日の床の間の花が咲き始めた。

数日前まで花芽だった蠟梅、水仙、椿が咲き始めた。 平地では咲いているが八木山はおそい。部屋の中は外より少し早い。

今年初めてのエッセイ教室だった。

今日は先生や参加者のみなさんから多くのアドバイスをもらった。 鎌倉時代のはじめ、石堂川に橋はかかっていないだろう。とか そもそも、石堂川が今のようには流れていたのか、比恵川はどうだったのか、など 当時の社会のようすを、会話のなかで説明しようと…

昨日はエッセイ教室に行った。

風邪がひどくてマスクをしていった。夕方の居合の稽古はお休みにした。 栄西と為朝と定秀 中村克博 沙羅は宿院(すくいん)の一室で目覚めた。部屋の前の雨戸は閉まっているが少し離れた先の雨戸がすでに開かれ廊下の薄明りが障子に届いていた。離れた建物か…

きのう午前中はエッセイ教室だった。

教室が終わって忘年会があった。 この日、提出した原稿はこんなだった。 栄西と為朝と定秀 中村克博 定秀は、ゆっくり灰の中に火箸をさして眠っていた熾火(おきび)を出した。障子は閉められていたが、お昼前の日差しが廊下ごしにはいり板張りの照り返しで…

この日、エッセイ教室に提出したエッセイは、

久しぶりに提出したエッセイだった。 八百万の神々がおわします。 中村克博 ちかごろ中国での出来事をニュースでみて、国とは何だろうかと思った。べつに大それたことを考えようというのではないが、ふと杜甫の詩を思い出した。 國破れて 山河在り 城春にし…

昨日の金曜日はエッセー教室だった。

栄西と為朝と定秀の小説は今回で52.680語になった。 長くなりそうだ、来年中は続きそうだ。 栄西と為朝と定秀 中村克博 芦辺の浦を出てからときおり白波が立つ北西の風を、ほぼ真追手に受けた八丁だての小早船はひとすじに博多を目指していた。遠くにあった…

エッセイ教室に提出した原稿はこんなだった。

栄西と為朝と定秀 中村克博 二〇騎ほどが丘陵の道を駆けていた。草地に背の低い灌木の林が見え、所どころに手入れの行き届いた畑が点々としていた。東の空に昇り始めた大きな朝日が溜池に輝いて、空は晴れわたり、さわやかな西風が吹いていた。登りつめた丘…