11月23日は勤労感謝の日、山の中で日の丸の旗を見かけた。
ペンション「クロキ」五木村平野に泊まった。女将さんが正調五木の子守唄を歌った。
国道は整備されていていた。すでにジープでも困難な凸凹道ではなかった。
壇ノ浦から逃げてきた平家の落人の家が文化財として管理されていた。
九州にこんな秘境があるとはありがたい。順調なら福岡から高速道路を2時間足らず。
ところが美しい紅葉に見とれて3時間あまり走った。行き過ぎて宮崎のえびのまで行った。
五木村から五家庄までは絶景、秘境の山、道幅が狭く横は深い谷、運転は気が抜けない。
五家庄についたらそこは観光の村だった。整備されて便利だが、もはや秘境ではない。
整備された山道からのぞく山の自然は1000年前と同じなんだろうか。
帰りの山道で何度も車を止めて写真を撮った。目で見た景色は写真では写せない。
五家庄から家に帰ると注文していた本が宅急便でおりよく届いた。
平家が落ち延びた、その頃より昔、大江匡房が書き起こした兵法書だそうだ。