2011-02-25 暖かい朝だった。 今朝の散歩にコートは要らないようだった。 振り向くとグリュックが何処からか蕪を持ってきてかじっていた。 横の畑では農家のかみさんが焚き火の準備をしていた。 グリュックは、ただひたすら食べている。 慣れた手つきには軽やかなリズムがある。 見ていて思った。無心の律動は居合に通じるようだ。 上着を脱いで作業は続いた。朝日が山からすっかり出ていた。