郵便局では電子計量器を使うよになって久しいが、しばらくの期間は
もしもの故障に対応するために、このような天秤ばかりを保存していたらしい。
使った形跡がないほど痛んでいない。時代を経て作り続けられた道具は形が美しい。
1.2gまで量れる。 分銅は6個ついている。 500g×1、200g×2、100g×2、50g×1、
水平器がついている。 昭和62年製造のようだ。昭和62年は1987年、24年前・・
正式には天秤式ではなく「上皿さおはかり」というそうだ。ポストマンだった友人が教えてくれた。
いろんな物を量ってみた。 飛行機は307g、 飲んだばかりの湯呑みは250.5g、
メガネは26.5g、 小型のハサミは140.5g、
愛用のナイフは81.5g、 携帯電話は142g、
居合で使う模擬刀は861g、 本身の刀は1045g、
本身の刀を鞘に入れると分銅を全部使っても量れない。