茶道の稽古の後はいつも居合の稽古をしている。居合も従兄の上達のほうが早いようだ。
従兄が帰ってから、しばらく休んだ。 刀の鍔を写真に撮ってみようと思った。
平安城金象嵌鉄鍔 縦85mm 横85mm 厚さ耳4.5mm
平安城とは山城国のこと、製作された年代は室町時代末期から江戸時代前期にかけて、らしい。
正阿弥・時計鍔 縦85mm 横85mm 厚さ5.5mm
保存審査では正阿弥、造りは尾張とされている。歯車が連続回転しない為の爪が付いている。
会津正阿彌鍔 縦74.6mm 横68.4mm 厚さ3.7mm 耳4.2mm 猟師の所5.2mm
室町末期に京で興り、初期のものは古正阿弥という。
伊予・阿波・会津ほか各地に分派が生じ、鉄地に金象眼を施した作品が多い、そうだ。
鍛錬した地鉄を打ち返して耳にし、梨地に青金・赤金・赤銅・銀・素銅などの
色金を象嵌に入れ「狩猟の図」を仕立てた江戸時代の鍔、と説明にある。
古埋忠・木瓜形 槌目鉄地に網代編み文様と蝶の象嵌