朝から雨が降っていた日曜日、大濠公園そばの福岡武道館であった。
昇位の審査会は毎年、春と秋に行われるようだ。今回は8名、僕は見学にいった。
写真撮影は自由にと宗家から許可が出た。宗家の審査席の横で低い位置から狙った。
この剣士は上手に加え、はな があると思う。審査する人からはどう見えるのだろう・・
はな は世阿弥の能楽論の用語だそうだ。
風姿花伝に 「はなと、面白きこと、めづらしきこと、これ三つは同じ心なり」とあるらしい。
上位者の演武には実戦のような気迫がでてくる。
女子部長の演武・・ 後ほど、完璧だったとの評価が宗家から出された。
先代の宗家からの技を受け継いでいる老練な演武だった。
福岡黒田藩伝柳生新影流兵法 第十四代宗家の師範、マイク先生の演武。
昇級試験の審査会を初めて見学した。自由に写真を撮っていいと言われた。
いい写真が撮れた。実戦兵法は撮影者やシャッター音など気にならないようだ。