八木山で陶房 青空間を営む陶芸家、細田延俊さんの独奏会。
竹管の演奏歴30年、修行として楽しんでるそうだ。
演奏の合間に話された尺八の歴史とまつわるエピソードは面白かった。
http://www.yo.rim.or.jp/~kosyuuan/kosyuan/kosyuan2.htm
http://www.eonet.ne.jp/~kosyuuan/sub1/syakuhachi1.htm
尺八の他に横笛や古代の石笛も参考に披露された。
楽器は尺八など竹管も石笛も細田さんが自分で作るようだ。
室町時代に一休さんが愛用していたのは一節切(ひとよぎり)尺八という短いものらしい。
一休さんが楽しんでいた「紫鈴慕」という曲目を聴いた。700年前の音だろうか・・
虚無僧の格好をまねて吹いてもらった。気軽に応じてくれた。
普化宗は尺八を吹く事で、座禅や読経の代わりにした。虚無僧は普化宗らしい。
http://fuke-shakuhachi.com/jp_history_fukeshakuhachi.htm
一時間半の演奏会は短く感じた。外は雨が降っていたが清々しい時間だった。
次回は尺八に洋楽器や筑前琵琶なども一緒にやりたいそうだ。