木工所の兄弟が煙草を紙に巻き始めると、船長が興味深そうに眺めていた。
一本おねだりして旨そうに吸い始めた。さらに続けてもう一本も吸っていた。
「吸う」などと言わないで、たしなむと言ってくれといった。 何と言おうが、
紫煙をくゆらす、はもう死語になっている。立ち小便と同じだ。男の未練だ。
椎茸のホダ木の設置が今日も続いている。軽トラックに積み替えて運んでいた。
午前中2時間ほど手伝った。朝食は抜きにしていた。汗が噴き出て気分爽快だった。
井戸水を蛇口から汚れた手で土垢と一緒に飲んだ。旨かった。
昨日、自力整体なる講習会に出かけた。矢上裕という人がやっていた。
一日、一食、200円。手洗いなど過度な清潔は良くないと講義していた。
面白そうだ、早速試してみた。
ホダ木の設置はまだ終わらない。