ヨガで使う丸棒よりもはるかに大きい。
床の間に使う材料の切れ端があったので木工所のおやじにお願いしていた。
なかなか作ってくれなかったが、昨日の夕方出向くと丁度出来たばかりだった。
節があって割れのある部分があった。
あと1、2ｍｍも削れば「瑕」はとれそうだった。もう少し削れば節も取れるかもしれない。
その事を言うと、おやじは
この「節や自然の割れをキズと見るか、特徴と見るか・・」やね・・
「どの木もみんな正目ばっかりやったら、」・・・
「木の個性として見てやれば、おもしろいばい」と言った。
僕もそう思うと言って、納得した。
これくらい代金はいらんという。
それでは不味いと、2千円渡したら・・タバコをくわえたまま笑って、
「どうせくれるなら2万円ばい」といってその2千円を4つ折にして胸のポケットに入れた。
なるほど・・ つくづく見れば、正目も板目もいいが、節や割れも面白い。
節の部分は硬いので磨くのに手間が掛かったろう。削るほうが簡単だ・・
