妻の花教室が企画した野外講習会。
事前に用意していた藤蔓から思い思いに材料を選ぶことから始まる。
これだけの藤カズラを集めるのは一苦労だったようだ。
八木山の森の中、久保白の藪をかき分け、上川君の奥さんには世話になった。
籠の底の部分から編みこんでいく、はじめは力のいる作業だ。
しだいに思い思いの形が出来てきた。
完成した作品を皆で 見せ合って意見の交換をする。
この作品は誰のですか、はあ~い私のです。よく出来ていますね。
みなさん、思ったより作品の完成度が高いようで、指導の先生も一安心です。
この生徒さんは独創のポーチを作っていた。腰につけたり、肩から下げたり、
天神か心斎橋か銀座を歩くとセンスの良さに、流行り出すかもしれない。
いや、それよりもニューヨークの五番街かロンドンのピカデリーサーカスを歩けば
どこで買えるのかと問われるだろう。
山を歩いて、藤蔓が大きな木や竹に絡みつく生態を観察しながら、
水かさが落ちた水辺を通って、いざバーベキュー会場へ、
雨上がりの森の中でバーベキューパーティのはじまり。
思い思いに作品を仕上げたあと、仲間が集まって過ごすなごやかな時間。
花教室の生徒さんが、久保白で野外パーティをするのは初めての試みだった。
大きなキノコが生えていた。ネットで調べた人がいた。食べない方がいいらしい。
指導してくださった上川君の奥さんに生徒の皆さんから帽子のプレゼントがあった。
藤カズラを探して、山にはいって林をかき分け蔓の見分け方から教わった。
材料の準備が大切で苦労がいる。材料がそろえば作品作りは楽しい。
飲んで、食べて、おしゃべりして、女性のバーベキューパーティはにぎやかだ。
夕方、すべてが無事に終わって、お別れの名残惜しいひと時、
今回の講習会に定員締め切りで参加できなかった人たちは次回、秋に計画するそうだ。
近くのJR駅までお見送り・・・