筥崎八幡宮は「応神天皇:八幡大神」が主祭神、「神功皇后:応神天皇の母」と「玉依姫命:海の神・神武天皇の母」を配祀する。
宇佐八幡宮、石清水両八幡宮とともに日本三大八幡宮の一つであるという。
福岡黒田藩伝・柳生新影流の居合の奉納があった。
宗家の四方払い、斬試につづいて師範たちとの演武が始まった。
個人演武とちがい、真剣を使っての組太刀は緊張するのだろうと思う。
マイク師範が参加していないのが残念だった。
宮司たち神官に続いて、九州に駐屯する自衛隊の陸海空、三軍の将官達が入場してきた。
境内に国軍の制服がほのぼのと普通に見られる、そんな神社はいいもんだ。
本殿のまえに柳生新影流、柳心会の旗印が見えるのは、おこがましいが、いいもんだ。
祝詞が宮司によって読み上げられ、神事が厳かに行われていた。
供え物を神殿に運ぶ儀式が続いた。
巫女さんの舞が奉納された。
巫女さんの舞のあと玉串の奉奠が海、陸、空の順番でおこなわれた。
海将につづいて陸将が、さらに空軍の将がお参りした。
海ゆかば…の演奏を九州産業大学の吹奏楽部の生徒さんがおこなっていた。
東南アジアからの僧侶などの参列者がいた。
古式砲術の余興があっていた。大きな音と煙が多いのに驚いた。
直会(なおらい)に日本海海戦記念の日本酒がふるまわれた。
無事に式典が終わった。藤田師範の笑顔がよかった。