ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

昨日の日曜日、英彦山で居合の奉納があった。

雨だった。去年ほど寒くはなかった。霧がでていた。

山伏姿の人たちが本殿にお参りして火をさずかっていた。はじめて見た。

これから、どこに行くのだろう。霧が山をおおって、いいふんいきだった。

霧がふかかった。英彦山にはよくにあう。羽織袴にもよくにあう。

居合の奉納は本殿の中でおこなわれる。本殿に照明はない。お昼過ぎだがほの暗かった。
宗家とマイク師範、黒田藩馬廻りの殿も一緒に。
馬廻り、というから馬車引きかと思ったら、大将の本陣そばで護衛にあたる麾下の武士らしい。

英彦山鍛冶、僧定秀の太刀をお浄めしてもらった。八百年ぶりの里帰りだ。よかった。
デジタルカメラは暗闇でも感度を上げれば撮れる。便利だが実際に見えた状態とは違う。

明かりが届かない場所の、動くものを撮るのはむつかしい。
うまく撮れてないのがほとんどだった。ぐうぜん撮れているといい感じだ。

この写真は拝殿内から、ほとんど肉眼で見るのに近い。
拝殿の外から、参詣の人たちが見ているが明るいところから、よけい見えにくいだろう。

奉納の後、不動明王を見に行った。小雨が降って紅葉がきれいだった。
箱島さんが紙のきれはしに俳句をさらさらと、したためて手渡してくれた。
ホラ(法螺)ひびく霧の声なり豊前
降りてくる霧つらぬけり天狗杉
英彦の雨ぬれて流れる紅葉(もみじ)の緋

不動明王のいわれを僕はしらない。怒っているようだ。作者は柳生新影流の同門。

11月2日に住吉神社で古代力士像の除幕式とともに横綱奉納土俵入りが行われたが
この作者も中村信喬さんだそうだ。
(この写真はGoogleニュースから)