先週、九州は日田など大雨が降って被害が出たらしい。八木山はそうでもなかった。
上海帰りの友人と海に出た。久しぶりだった。
ハーバーで出会った友人が「新婚生活はどうですか」という。
「朝、一緒に飲むお茶が美味しいですね」と応えた。
お昼を志賀島の「しま」で食べた。刺身定食、うまかった。 満潮だった。
ヨットで2時間もかけて来るからおいしいのだと思う。 北が6mほど吹いて涼しかった。
むかし、こんな歌があった。 裕次郎が若い頃、歌っていた。
海の男は行く強者(つわもの)は行く
波が騒ごと笑って行くが
夕陽が燃えりゃ何故か泣ける
遠い雲間 にまことの幸が
あるんだ行こうよ海を越えて
海の男は行く星を求めて
さすらいの旅路 どこまで続く
・・・
僕も最近まで一人のとき口ずさんでいた。
海の向こうに幸せがあるのだろう。
いや、そんなこと理屈に合わないと最近、気づいた。
海の向こうの人がこの歌を歌えば、そのまた向こうの人が歌う。
そのうち、ぐるっとまわって、堂々巡り。
幸せは、あさ飲むお茶の中にあるようだ。