ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

梅の古木を取り付けた。

先日、庭の枯れ木を切って皮をはいで、何日も磨いていた古木を床に設置した。

技術が熟達した大工さんは鋸を一回入れただけで古木の座りを決める。
ノコを入れる場所と角度は、片目をつむって目測で床と壁の当たりを決める。
それを記憶すると差し金も使わない。鉛筆で切る位置のしるしもしない。
計算なしで大まかに切ったあと手を離しても均衡が取れて立っている。

さらに床板と密着するようにカンナでしあげる。鉋は杉、桧、木口用と使い分けるそうだ。

梅の古木は硬い、木口はさらに硬い、鉋の刃はほんの少しだけ出す。

床との接地、壁との定着を感だけで一回でピタリと合わせる。これが技だと思った。

壁と板戸が出来て畳が入れば、軸をかけて花を生けよう。

お昼から刀屋に出かけた。 友人は近ごろ買った刀に拵えを作るようだ。