ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

弟の息子からだった。窓を見ると朝日が差し込んでいた。

「おじさん、ただいま、昨日の夜、帰りました」
「そうか、おかえり」と応えた。
うれしかった。たった一言の電話でも嬉しいもんだ。
お茶でもいれようかと思っていると、また電話が鳴った。

いきなり喜び声で「今朝の新聞に載りました」と聞こえた。
木こりの小説書き、神崎たけしさんからだった。
「へぇ〜、それは良かった。よかったねぇ」と応えた。
「友人から、おまえ新聞にのっとぉぞ、っち、電話がありました。
いま見たら、のっとります。あぁ〜、うれしいです」
僕もうれしかった。いい気分で母屋に母の新聞を見に行った。

庭の梅のつぼみは小さいが、水仙はきれいに咲いている。

夜、友人夫婦と食事をした。奥さんにシャンペングラスをプレゼントした。
小さなグラスに託した途方もなく大きな感謝の気持ちだった。