ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

ネットのオークションで左行秀を落札した。 

刀身68.8cmだが生ぶ茎(うぶなかご)で左行秀の在銘だ。
全体約101.5cm、刀身約68.8cm 反り約2.9cm、元幅約3.2cm 重量1.03kg

遅しと待っていた宅配便が届くと箱を開けるのがもどかしかった。
箱から刀を取りだした。意外と軽く感じた。さらに現物を見て、かなりがっかりした。

鞘が傷んで割れているし栗形が欠落している。刀身には錆があるし中ほどに打ち傷もある。
昨日は居合の稽古日だった。休息時にこの事を刀に詳しい先輩に話した。
「ほう、さのゆきひで・・、本物ならすごいですな・・」
「さのと読むのですか・・、僕はひだり行秀と読んでいました」
「遊び心の、低い価額で入札して、これでは落ちるはずはない、と・・
 安心していたら、何とそれ以下で、何とも安い値段で僕に落ちました」
「はっはぁ、はぁ〜、そんな値段では・・ ありまっせんな・・」

「中ほどに打ち傷ですか!!、ふむ、受け傷ですな・・誉れ傷ですたい。
 でなければ、よほど打ち込んで切ったのでっしょうな・・
 いずれにしても、いい傷ですばい。取らんがよござっしょ。
 登録はいつになっとりますな・・
 ほう、昭和26年・・ 大名登録ですな・・ それは面白い・・」
先輩の話を聞いていると、なんとなくいい刀に思えてきた。
【大名登録 刀剣】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1065765970
【左行秀と龍馬】
http://blog.goo.ne.jp/kagamigawa/e/abde4e9224e731d308a7ed7ad31c9753

そう言えば、装具の品質は良さそうだ。いらい暇があると取りだして手にしている。
銘文は左行秀の3文字のみ、裏年期はない・・ 本物なら、製作時、献上刀だった!!

登録番号は三桁、ひょっとしたら・・、本物かもしれない。
「いや、そげんこたぁ、なかでっしょ」と言われそうだ。