熱気を逃がさないため、煙突はピザ窯の中にはないらしい。ピザ窯の外、焚口の上にかぶさるように集煙の覆いが作られている。焚口から出た煙やすすは、焚口の上の覆いから煙突に吸い上げられ屋外に出る。
煙突の煙は水で冷却されて、煙やすすを取り除くように配慮されているそうだ。釜の中ではブナやクヌギ、樫などの薪を焚いて窯全体を高温にしている。
燃やしている薪は時々、左右を入れ替えて窯全体を均等に熱するようだ。ピザや野菜などを焼くときには薪とは反対の場所に置く。
お店の中のシャンデリアや調度品も味わいがある。
フランスのどこかの町の蚤の市で買って来たそうだ。