ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

昨日は今年最後のヨットレースだったらしい・・


雨交じりの天気で寒かった日曜日、今年最後のクラブレースがあったようだ。レース終了後の電話連絡では満足できるレース結果だったらしい。今年最後だからと参加要請があったが、部屋でマフラーを首に巻いて一人、本を読んでいた。


ヨットレースは本部艇とリミットマーク(かなり離れた所のブイ)の間がスタートラインになる。10分前にクラス旗が上がり、5分前にP旗が上がる。両方の旗が下りたらスタートのようだ。この時に信号音が鳴る。
右の写真はヨットレース用で時間の逆読みができる。10分前に時計のスタートボタンを押すと、1分毎に青窓が一つ開く、6個目には赤に変わる。その度に時間担当のクルーが「5分前」などと大声で皆に知らせる。5分前になったらエンジンを切ってセールだけで走る。
すでに、このころからレースは始まっている。風の方向を考えていい角度で、出来るだけ風上の優位な場所から、早い艇速の状態で切り抜ける。クルーのチームワークとスキッパーの駆け引きが始まっている。
一分前からは秒単位で「20秒前、15秒前、10秒前」とスタートまでの残り時間を読み上げる。秒読みとスキッパーの声、あとは風の音と波の音しか聞こえない。「9、8、7、6、5、4、3、2、スタート」・・
スキッパーの指示でセールを出したり絞ったりして艇速の調節をしながらタイムリーに艇をスタートラインに進める。いい場所には腕のいいヨットが重なり合って自分の艇を風上に持って行こうと技量を競う。
この時は写真係の僕にはシャッターチャンスが訪れるのだが、あまり動き回るとスキッパーから叱られる。このスタートの良し悪しで、ショートレースだとほぼ勝負は付いたようなもんだと思う。出遅れた艇は皆と違うコースを選んで一か八の風頼みの勝負にでるレース艇がいるようだ。