ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

人には幾つかの、いろんな時間が流れているように思う。

ヨットレースとは関係ないが・・ 


たとえば、田舎の駅を思い浮かべてみる。2つしかないホームにも上りと下りの列車が入ってくる。今、到着した上りの列車があれば、同じころ下りの列車がやってくる。
下りの列車はこれから上りの列車の今来た道へ逆戻り、過去の場所へ時間へ逆戻りしているようだ。上りの列車も同じこと、一方の未来は一方の過去になってしまう。


先のは時間の流れる方向の話だが、時間には流れる早さもあるようで・・
たとえば、普通列車は各駅に止まるが、後から来た急行列車は途中を飛ばして走り去る。人どうしのかかわり方もそれに似ている。取っ掛かりは早くても、ゆっくり、ゆっくり確認して、それに時間のかかる人もいる。遅れて来ても、途中を端折るように感覚的に理解し聡明なのか瞬時にいろんな判断ができる人もいる。時間の経過は人によってかなりの隔たりがあるようだ。田舎の駅に新幹線の「のぞみ」が入ってきたら、走り去った後、ホームにいる人は何が起きたのか戸惑ってしまうに決まっている。


そして、還暦を過ぎた者にも、これからの人生を刻んでいく時があるのだが、これからと考えれば、こちらは新しい体験をして感動や感謝を重ねていくのだろう。
しかし、時間が残りの人生を刻んでいくと考えると、こちらは残る時間が段々に近づくけれど、ヨットレースのこれから始まるスタートとはまったく違う時間の経過ような気がする。
人には幾つもの違う時間が刻まれているのだろう・・ などと、秋の夜には訳の分からんことを考える。ま、年を重ねると子供のころよりも時間が早く流れることは確かなようだ。