今回は、ただ切るのではなく演武の型の中で斬試をおこなうものだった。
十一月四日の英彦山で奉納する心構えとして稽古した。
経験を積んだ熟練の師範が高度な演武の途中で袈裟を斬る。
返し刀で切り上げる。 さらに柄を持ち替えて逆手で切り上げる。 どんな技か分からんが難しそうだ。
居技の型の中で前の敵を抜き打ちに切り上げて、後ろを向いて袈裟に斬り下げる。残心・・・
お気に入りの信国、よく切れるそうだ。 老練な師範は矢竹いりの大巻を斬っていた。
左右に袈裟を斬る。宗家の厳しい眼差しがあった。
女性剣士に指導する宗家は表情もやさしい。 「えいっ」と気持ちよく斬れる。
路地を想定した演武の中で、高い位置での袈裟斬り。難しい技なんだろう。見事だ!!
マイク師範とニック、彼は赤毛のアンのプリンス・エドワード島の出身。
演武の型をしながら切るのは通常の型だけの稽古とは違う。 同じ袈裟でも切るだけの斬試とも違う。
赤毛のアンのニックがでてきた。
日本にきて五年目、武士道が太平洋の架け橋になるか、 マイク師範が嬉しそうだ。
マイク師範の指導は丁寧だ。英語だから僕には意味不明だが・・・
10月はもうすぐハロウインの日がくる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3
妻が台所の窓から撮したそうだ。 自分の演武は見れない。意外といい姿勢だ。