ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

13日の日曜日の夕方、列車で高松に行った。

夜の9時過ぎに高松駅に着いた。すでに盛り上がっていた宴席に馳せ参じた。
先日、小鳴門の港に避難していた「ひらひら」は高松の友人達が種々の悪条件の中を回航していた。

翌朝、5時に「ひらひら」二世はハーバーを出航した。
高松近辺の海を良く知っている女性が乗っていた。真っ暗な湾港を出るのに心強かった。

7時ころ瀬戸大橋の下を通った。

瀬戸の海は穏やかだった。寒さもそれほどではない、と言う人もいた。

どこの海の夜明けも日の出は美しい・・

海図を見た後、これからの航海をイメージしているようだった。 舵とる顔が明るかった。

海の上では、おにぎりが美味しい!!  良く食べる!!

ベテランほど用心深い事がよくわかる。いつも前を見ている。時々は後ろも見る。若者は空を見る。

・・・・ 次は・・ 給油はどこで・・               ・・・・     同舟異夢 ・・

右前方に伯方島が見えてきた。左手は大島、村上水軍の本拠地のあった地域だそうだ。

二つの島をつなぐ、しまなみ海道にかかる橋の名前は分からない。(写真は14日13時49分)

橋を過ぎると風が強くなった。  天気はいい・・

近くの港に入れた。 給油をするためだ。

港を出ると海は時化ていた。

来島海峡に架かる橋が遠く後方に見えていた。

日が傾き寒さが増してきた。北西が体に浸み込むようだった。

瀬戸は日暮れて 夕波小波
航海一日目の日が沈む、航海灯を点けた。


2日目、15日の朝を迎えた。豊後水道を通って周防灘に入っていた。

小野田の街の見えるころ給油をした。海は穏やかだった。

10時18分、関門海峡に入った。 関門橋を通り抜ける栄誉は若いクルーに与えられた。

雲が低く空は暗かったが波は小さくていい風が吹いていた。西流れ5ノットだった。

海峡の左端に寄って通った。めかり神社の付近は潮流がきつく渦が巻いていた。

ベテランヨットマンが時々注意と指示を出していた。 若い舵とりは難なく乗りきった。

若者は良く食べ良く眠る。響灘をぬけ、大島と地島の間を通った。 いよいよ玄界灘に帰って来た。

夕方7時ころ博多に着いた。小戸のハーバー、「ひらひら」の専用バースに接岸した。
愉快で、楽しい航海だった。寒くてきつくて辛かった。二晩あまり寝なかった。
もう二度とこんなひどい事は嫌だと思った。が、きっとまた、こんな航海をしたくなると思う。