ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

帰りの車で、ご主人が温泉卵を買っていた。

うまかった!!一人1個だった。僕が2個たべたところで運転席から慌てたような手が伸びた。後ろ向きに一個つかんで殻を剥いてくれという。僕は3個目のを剥いていたので、それを肩越しに手渡した。お母さんのが無くなった。お母さんは「私は朝から腹ぐあいが悪か」と情けない声で言い出した。
「それは、いかんですね。なんを食べたデスか」・・と僕が言った。
「いや、わるいもんは・・」とあと、黙っていたので・・
「たぶん寒いので腹が冷えたのでしょう」・・と言った。
僕はとても元気になっていた。「温泉のあとは気分がいいですね」と言った。
しばらくは坂道を登るディーゼルエンジンのうなる音だけが聞こえていた。


夕食は半焦げのカマド炊きご飯だけで十分だと、それさえたらふく食べられれば、と思っていたら何ともすごい手料理だった。すべての材料と料理を今も覚えている。ご主人とお母さんが台所で並んで用意している風景は今思い出すだけでもうれしくなる。
話がはずんで寝たのは夜中をとっくに過ぎていた。椅子に座ってうつらうつら一瞬気が遠くなって気持ちよかった。