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はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

小石原の皿山に行った。

友人知人やお世話になった人の定年退職が相次いでいる。記念にと小石原に陶器を買いに行く。お祝いの品が決まったら、ついでに自分の分も買っている。日常手軽に愛用できるような湯飲みやマグカップが多いが、この品選びがまた楽しい。


弟が高取焼十三代八仙先生と難しい話しをしている間に記念品を選んだ。

高取焼は黒田如水小堀遠州らが九州の風土で育てた茶陶窯で遠州七窯の一つ、筑前黒田藩の御用窯としての伝統があるらしい。開窯は慶長五年(1600年)以後のことらしいが焼き物戦争といわれた秀吉の朝鮮侵攻の折に朝鮮から渡来した名工、八山が開祖と由来書にある。


八仙先生に代わって養子の跡取りさんから面白い話を沢山伺った。茶は元々男のたしなみで戦場に出陣する前に飲むお茶はごついお茶碗でごくごく飲んだはずだ。茶室は平等の空間で貴賓口などなかった・・ 話を聞くうちに僕も茶道を習おうかと思い始めた。

自分用にコーヒーカップを買った。このような生活雑貨は数千円で気軽に買える。


先週は、お世話になった人の退職祝いに福島窯で夫婦湯飲みを買った。この窯元は秋篠宮家に絵付けの皿を納めてから特に有名になったようだ。数百年前のわら葺き屋根の家屋をレストアして展示場にしている。

この時は自分用にマグカップを買った。お茶にでもコーヒーにでも使っている。時には焼酎も注がれるマイマグカップだ。小石原は林業でも有名で徳川家天領の日田や英彦山とも隣り合わせでつながっている。銘木の工芸店にはべっ甲のような透き通ったこえ松があった。杉の銘木には欅より重いのがあった。ここでも生活雑貨のお盆などは手軽な値段でおいてあった。