ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

きのうの日曜日、あわただしい一日だった。

大型の台風が近づいていた。

ニコライ・バーグマンのフラワーアート展を太宰府天満宮に見に行った。
境内に入ると池の中に丸い造形物が並んでいた。 牛の寝ている玄関にも丸いのがあった。

境内は人がたくさんだった。バーグマンの作品があちこちにあった。
僕には何とも思えない構造物だった。 東京の南青山を拠点に人気を博しているアーチストだそうだ。

日本の伝統的なお屋敷の中に屋内展示場がしつらえてあった。
たくさんな人たちが鑑賞して、にぎわいでいた。

格子越しに見る作品もあった。  倒れた屏風に落ち葉があしらわれていた。
江戸時代の場末の遊郭の情景を連想しそうだ。バーグマン、江戸情緒がわかるようだ。

テーマは、1100年の伝統と革新的なフラワーアートの融合、というらしい。
作者と一緒に写真を撮る行列ができていた。

焚き木とオレンジの花が重ねられていた。 古代ゲルマンの焚火のお祭りだ。

大宰府から電車で天神に引き返した。雨が降り始めていた。
福岡シンフォニーホールに急いだ、歌劇「ポッペーアの戴冠」の開演は4時だった。

古典的な楽器の演奏とオペラ歌手のコンサートだった。眠っている時間もあったが感動もした。
伝統芸術は花でも音楽でもいいもんだ。わからなくても感動する。

コンサートが終わって、池坊展を見に行った。
「花の品格、いけばなの根源」というテーマだった。

何とも秋らしい花が活けてあった。池坊でもこんな活け方があるんだ。

池坊らしい作品があった。三百年も同じように活けたのだろう。

竹を使った、試みるような作品群があった。
謙虚は秘められた望蜀である場合がある。とは先ほどのオペラの話にもどる。

伝統は伝統として、進化は進化として、