東京から台風の日にやって来た。
久保白の山小屋に泊ってもらった。久しぶりの人同士は夜がふけても語っていたようだ。
小石原の皿山に案内した。それから小鹿田焼きの山里を目指して車を走らせた。
台風の過ぎたあとで山奥の焼き物の里は涼しかった。
陶土を搗くための臼は「唐臼(からうす)」と呼ばれるそうだ。
受け皿に水が溜まると大きな杵が持ち上がる。すると水が出て杵が落下する。
水量のある川を挟んで幾つもの唐臼小屋から水の音と杵突き音が聞こえる。
その音は「日本の音風景100選」の一つにも選ばれているらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=ns-k-x5rdnY
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%B9%BF%E7%94%B0%E7%84%BC
夜は少し寒いくらいになった。 朝のサラダは僕が作った。
次の日は博多湾をクルージングした。志賀島で海鮮丼を食べた。