ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

白鯨を読んでいる。ずいぶん前に買ったのだが、

一昨日の夜、どうにか上巻を読み終えた。捕鯨船にまつわる様々な話しは広範で、出航前の港の様子から船員の募集、航海に必要な積荷、帆船の構造は見取り図が出来そうなほど詳しい説明が続く。やっと船出したと思えば、気象の論文のような記述があり、海洋についての薀蓄が述べられ、いっこうに航海ははかどらない。一ヶ月もかかって鯨も出てこないうちに読み終えた。
エイハブ船長、風来坊のイシュメール、銛打ちのクィークエッグ、航海士のスターバックの誰にも未だになりきっては読めていない。しかし、遠洋航海とはこんなもんだろうと思う。気の遠くなるような変わり映えしない日々が続くのだろう。読んでいて哲学書を読んでいるような気分になる。まるで、ツァラトストラかく語りきだ。要するに何を読んだのか今回も訳が分からん。正義とは復習を包むベール、MOBY-DICKの下巻はそう言って終わるのだろう。もう読むの止めようか、と思う。