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はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

シュパーゲル

ラルの飼い主ご夫婦はドイツから生のホワイトアスパラを持って帰った。招かれてホワイトアスパラを食べに行った。ドイツではシュパーゲルといい今ごろだけ出回る季節野菜で何処の家庭でも主食のように食べるらしい。ビールもいいがドイツの白ワインが合うとはご主人の話だ。シュパーゲルに溶かしバターをたっぷりかけて食べるのがドイツ流らしいが、今夕は四角いバターを親指ほどもある大きなシュパーゲルに塗った。ゆでたばかりのあつあつにのせるとバターはすぐに溶けた。岩塩と胡椒をゴリゴリとまぶして食べる。おいしい・・ 


シュパーゲルは北海道産のホワイトアスパラとは別の野菜と思うほど味が違う。うまい。何と表現するか、トウモロコシとジャガイモを合わせたような味といった。 ・・・すぐにまずい表現だったと気付いたがもう遅かった。へまなこと言った僕に気付いたのか、奥さんはそうそうと笑顔で同意してくれたが、やはりシュパーゲルはシュパーゲルの味でたとえようがない美味しさなのだ。しかし、奥方のとっさの気遣いには恐れ入った。

ドイツ人がシュパーゲルだけは高くてもドイツ産を買うのは愛国心からではない。外国産とは比べ物にならないかららしい。フランス産とかハンガリー産なんか味はもちろん見た目からすでにアウトでドイツ人は買わない。とは後で調べたWebにあった。
そもそも地元の特産を愛用するドイツではフランスのアスパラなど売ってないだろうが・・ シュパーゲルはドイツだけの春の味覚なのだろう。それを遥々運んで招いてくれた友人に感謝だ!!ゆめゆめトウモロコシと似た味だなどとは思わない。


食べるのに夢中で写真を撮り忘れた。シュパーゲルだけをいただいたわけではない。ここの奥さんも料理が上手だ。オリーブオイルと岩塩だけで食べるのが多い。素材が生ている。食事のお仕舞いにペペロンチーノ がでた。スパゲティーの茹で加減が絶妙だ。美味しかった。あわてて食べたら唐辛子が喉に詰まって苦しんだ。


Webで調べると・・
シュパーゲルはユリ科の植物でニンニク、ネギと同じ科に属します。太陽の光の作用により、クロロフィルが形成され、紫や緑に変ります。
ドイツのシュパーゲルのシーズンは、例年4月の上旬頃に始まり、6月24日(洗礼者ヨハネの祝日)に終りを告げます。この時期にのみ食べられる、まさに貴重な旬の野菜です。

http://www.rheinbruecke.de/thema23.htm

http://www008.upp.so-net.ne.jp/namnam/015/015.html