朝の散歩にでかけると家路に着くトラクターとすれ違った。早朝に一働きして会社勤めに出かけるのかもしれない。川の両岸を見渡せば、あちこちの田んぼで耕運機が田おこしをしていた。
グリュックと散歩の足を止めてしばらく見学した。ロータリーの刃が回転して土を２０ｃｍほど掘って上下にひっくり返している。耕運機にもいろんな機種があるようだ。メーカーが違えば大きさやデザインが様々でエンジンの音まで違って聞こえてくる。
運転は誰も手慣れたものでＵターンや田んぼの角なども余すことなく掘り返していく。幾つかの田んぼでは角はまーるく取り残しているのもあったが・・
田おこしが早く済んだところでは数日前から水が引かれて水田になっている。耕した後、しばらくは水を張って馴染ませるらしい。それがすむと再びトラクターが入って代かきが始まる。土を水に合わせて水平に均していく田植えの前の作業で、これ以降はグリュックが飛び込んで土を荒らすと大変だ。
田を耕すと虫が沢山でてくるようだ。
それを楽しみに白い鳥がやってくる。
