数日前に手に入れた高彫りの鉄鍔、金象嵌が少し残っている。 延寿太郎国村を納めている拵えはかなり傷んだ武骨なものだ。この鍔を合わせるといい感じだ。 刀は拵えで感じが変わる。扱ううちに自分の好みなってくる。
ガラス窓の向こうに蛇がいた。 はじめガラスに顔をくっつけるように、こちらを見ていたが、 カメラの用意をするうちに離れて行った。 顔を合わせた時には互いにしばらく見つめ合っていた。 キョトンとした目玉をしていた。頭は僕の薬指ほどの大きさだ。 向こ…
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