平安時代、弘仁10年(819年)の頃から空海(弘法大師)が開いたそうだ。
宿坊の明王院は朝飯抜きだった。朝のお勤めに参加してから出かけた。
弘法大師空海は真言宗の開祖、今年は高野山が開かれて1200年目になるらしい。 天気がよくて赤い根本大堂と紅葉が鮮やかだった。
お坊さんが全国各地から参拝に来ていた。高野山には百十七の寺院がありそのうちの五十二院は宿坊で宿屋をかねているらしい。
どこのお寺を巡り歩いても紅葉がきれいだった。 高揚した気分になって、一句読んでみた。
こうぼうと重ねて見える紅葉まんだら
夕方、西の大門をたずねた。日の入り前で暗くなりかけていた。一日中よく歩いた。一句うかんだ。落日をからめて降ろす高野マキ
高野山に来て三日目の朝、泉大津のフェリー乗り場に行く途中に根来寺によった。
根来寺は平安時代後期、覚鑁が大治5年(1130年)に高野山内に一堂を建て、伝法院と称したことに始まるらしい。
高野山とは趣きが、かなり違って感じた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%9D%A5%E5%AF%BA
一句ひねってみた。
残り葉や心静まる根ごろ寺