ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

インターネットのオークションで入札に参加してみた。

オークションには多くの刀が出品される。
僕は居合の精進にしっくりくる刀を探している。

ずいぶん前から「金剛兵衛」のことは知っていた。筑前、福岡の刀工だ。
室町中期の「尺祖往来」という書物には行平、粟田口、一文字などと
一緒に列挙され一代聞達の者と評されているそうな・・
近頃は毎日、長い時間インターネットの刀剣オークションを開いているが
数日前に健全で形のいい「金剛兵衛」が目にとまった。(写真はWebから引用)

茎(なかご)は生ぶではない。磨り上げて目抜きの穴は3つだが中心尻(なかごじり)は
「金剛兵衛」の特徴である卒塔婆頭の山型に再生して作者の在銘も残っている。
毎日毎日、何度も何度も見ているうちに探していたのが見つかったような気がした。

その時点の最高入札額の2倍で金額をいれた。その価値は十分にあると思った。
それまでにも自宅では数本の刀で居合の練習をしている。それぞれに良さがある。
刀は長さ姿など作品自体の特色はもちろんだが、まつわる歴史や物語もくわえて、
さらに、それ以外にも自分だけに感じるものが何かあるようだ。
それは、昔から側にいたような、気には止めなくても頭の隅にいつもいて手にすると
元気が出てきて、そんな一振りが見つかればと思う。 金剛兵衛の一振り、これが
そうだと思ってみた。ところが、入札の制限時間少し前に他に落札されてしまった。