こんな日にヨットレースがあるのだろうかと思いながら、
雨合羽を着こんで運転していたら、携帯電話に延期の連絡が入った。
峠は道路の至る所に大雨の被害がでていた。片側通行に規制して復旧工事が進んでいた。
二瀬川は氾濫の跡があった。濁流が轟音を上げていた。
お昼過ぎから雨は小降りになった。散歩に出かけた。消防団が怖い顔で警戒していた。
こんな時に笑顔で挨拶はしにくい、頭だけ下げてみた、頭だけ下げて返してきた。
小学校の運動場は田植え前の田んぼのようになっていた。
八木山川は狂ったように流れていた。
いろんな山のごみをこの際一緒に流しているようだ。
時には狂ったように降るのもいい… 山もすっきりさっぱりできる。
鬼百合が稲の葉に映えてきれいだった。家に帰ると蝉の声が聞こえていた。