敬虔というのだろう、このカトリックの友人は日曜日には教会堂に出かける。
一度、一緒について行った事がある。安らぐ場所だ。時折居眠りしていた。
この聖書はカトリック教会とプロテスタント諸教会の新共同訳で、
日本聖書協会から1887年に初版が発行されてから100年振りに改訂された聖書らしい。
70人余りの聖書学者によって18年の歳月をかけ、祈りを込めて翻訳されたそうだ。
友人が、寝る前に15分でいいから毎日読むようにと言う。
一週間ほどそうしていたら、聖書を読むのはこれが初めてではないが、
日ごとに深く心に感じる言葉が多くなってきた。
それで、ニーチェの言い分も聞かねばと思ってこの本をかってきた。