2008-09-19 パソコンが壊れている間に長盆を作った。 木工 材料は大きな節の部分が風化した神代ニレの板。特徴のある材料で、それが活かせるようにと考えた。 木目を引き出すのに「うずくり」という竹の根のブラシを使った。 「うずくり」はおもに「桐や杉の針葉樹の夏目を削って冬目を浮き上がらせるのに使うそうだ。 神代ニレに使ったが、木目を浮き上がらせるだけでなく部材の表面を引き締める役目もあるようだ。 じっと眺めていると、何処かにありそうな・・ 山奥の湖畔の景色のようだ。 面皮と、枝があった小口の年輪が深い溝で残っている。