ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

宝珠山に行く前に、伊藤伝右衛門邸の白蓮の部屋を見学した。

先日は見学者が多くて30分待ちだった。見るのを止めにしたが今日はゆっくり見れた。

白蓮の部屋は2階にある。欅の折返し階段を上ると踊り場の壁に小窓が付いていた。
それは部屋からはにじり口に見え、控えの間に居る付き人に取り次ぐ仕掛けになっていた。
用向きをこの窓から伝え、許可を確認した後、訪問者は階段をさらに上って部屋に入れたらしい。


日当たりのいい部屋から広い庭が一望でき、窓は2面が全面開放のガラス格子になっている。

部屋の中の長押は皮付きの杉丸太が使われている。柱には三寸の面皮柱が使われていた。
北山杉の板目を使った天井にも、さお縁は面皮付きだった。竹も丸いまま使われている。


一階には茶室があった。「室内での写真撮影はご遠慮ください」と掲示板があった。
「部屋の外からなら・・」とつぶやいて廊下からシャッターを押すと案内の人が笑っていた。

一階には数寄屋造りに洋式の食堂が調和していた。