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はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

アフリカ西海岸にあるシエラレオネの場合、内戦は1991年から始まった。

反政府軍「革命統一戦線(RUF)」は、ダイヤモンド鉱山の一帯を占領し、ダイヤモンドを売って武器を調達した。買い付けには、ロシアやウクライナのビジネスマンらが絡み、ソ連時代に製造され、過剰在庫となっていたロシアの武器が反政府軍のもとに流入した。隣国のリベリア大統領一族も、このダイヤモンド取引に加わっていたと報じられている。
 これに対してシエラレオネ政府は、1995年に南アフリカの傭兵運営会社(企業として運営されている軍隊)「エグゼクティブ・アウトカムズ」(Executive Outcomes)を雇い入れ、同社の南アフリカ軍元将校たちに軍を建て直してもらい、ダイヤモンド鉱山地域を奪還した。傭兵への報酬は、ダイヤモンドの採掘権などであった。
 シエラレオネから輸出されるダイヤモンドのほとんどは、密輸状態である。シエラレオネから、世界のダイヤモンド流通の中心地であるベルギーへの輸出は、ベルギー側の1998年の統計では、年間で77万カラットだったが、シエラレオネ側の統計では、8500カラットしか輸出したことになっていない。残りの大半は密輸出され、政府と反政府勢力の両方の、武器調達に使われたと考えられる。


以下の記事、特定非営利活動法人 ピース ウィンズ・ジャパン
http://www.peace-winds.org/jp/labo/sierra.html