T・S・エリオットというノーベル賞をもらった人の猫にまつわる詩集が原作らしい。この人はアメリカ生まれのイギリス人で「荒地」という読んでも理解できないような詩集があるそうだ。難しい事ばかり書いていたそんな作家が「おとぼけおじさん猫行状記」という子供にも分かる詩集を書いていたらしい。
作曲家のロイド=ウェバーがその詩人の未亡人を尋ねた。猫の詩にそれぞれ曲を付けてくれていることに感激した未亡人は未発表の原稿をロイド=ウェバーに手渡した。それは「メモリー」を歌う事になる娼婦猫グリザベラのことが書かれた短い詩だったそうだ。
ミュージカルキャッツの誕生になる逸話だがヨーロッパ人はこの手のストーリー作りがうまい。この作曲家はキャッツ」のほかに「エビータ」「オペラ座の怪人」なども手がけて有名らしい。僕はWebで調べて今日はじめて知った。「オペラ座の怪人」の主役クリスティーヌを演じた僕の大好きなサラ・ブライトマンとは6年間ほど結婚していたそうだ。
そうと分かれば、この本を読みたくなった。
- 作者: T.S.エリオット,ニコラスベントリー,Thomas Stearns Eliot,池田雅之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/12/01
- メディア: 文庫
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ついでにこの本も買おうと思った。キャッツとは直接の関係は無いがソーシャルネットワーキングとは関連が深そうだ。amazonの画面で「商品の説明」と「カスタマーレビュー」を読んだらすでに読んだ気になった。
- 作者: ジェームズ・スロウィッキー,小高尚子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 単行本
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