昨日も今日も雲ひとつないいい天気が続いている。午後の散歩にでてみると、あちらこちらの田んぼで田植えが始まっていた。連休を利用して会社勤めの息子たちが俄か農夫になって父親を手伝っているような風景が目に付く。
あの日もこんな天気のいい日だった。正確には去年の5月21日の朝だ。セローに乗りはじめて一ヶ月にあと3日ほど足りなかったが初めて乗る車種とは思えなかった。
20年も前から愛用しているような乗り心地で、オフロードの精悍さはないが変速は滑らかで国道でも走行に安定感があった。相性が合うとはこんな感じだと思った。
その日はセローで田舎の山道を一日中走るのを楽しみにしていた。途中、友人の木工所に立ち寄ってセローの自慢をして小石原の峠に向かった。
山道と田園風景を選んで走り1時間ほどで小石原に着いた。高原の茶屋で、かしわ飯を食べて宝珠山村を経て英彦山に向かった。
