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はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

マムシクサ

先日、知人が夫婦で尋ねてきた。庭を案内して筍を掘って土産とした。名前の判らない花が咲いていた。「こんにゃくの花ですか」と尋ねると夫婦で声をそろえて「マムシクサ」と応えた。
 

以下は‘早稲田大学生物同好会の活動報告‘より
http://app.blog.livedoor.jp/waseda_sdk/tb.cgi/596379
マムシクサは可憐な花々の多い春の野草群の中でも異様な外見をを持つもので、印象深い。このクサはサトイモの仲間で、外見はコンニャクイモに似ている。花序は仏炎苞といった水芭蕉のような苞に包まれており、形は鎌首を構えた蝮を髣髴とさせ、色も濃蘇芳(黒紫色)で非常に毒々しい。実際に根茎には毒がある。しかし、天南星という痰きりの生薬としても用いるそうだ。この植物は性転換することで知られている。始めのうちは雄性花序をつけるが次第に雌性の花序に変わっていくといった面白い生態を持つ。」との記載があった。

ところが、Webで調べていると、「アオテンナンショウ」という、そっくりなのがあるらしい。
アオテンナンショウ
(青天南星)
青いマムシグサに似ているが、仏炎苞の先端を異常に長く伸ばす。
葉、茎、花、すべてが緑色。
科・属 サトイモ科テンナンショウ属

散歩道で撮った幾つかの写真をみるとそれと思しきものがあった。
仏炎苞の先が糸状に伸びる点でムロウマムシグサ(キシダマムシグサ)に似るが、アオテンナンショウは小葉の数が多いこと、仏炎苞が紫褐色を帯びないことなどで区別できる。とあるが意味がよく分からない。
分布は本州(岡山県)、瀬戸内(淡路島、厳島周防大島)、九州。 近年の林道や登山道の新設及び拡幅工事などで、生存に関する脅威があるとされる。希少種であるらしい。
自分で撮った写真では、どちらが、どちらか分からない。林道を散歩すると道ばたにいくらでも咲いている。鎌首をもたげた様な異様な格好ですぐに目に付くが種類がいくつかあるようだ。