お昼前に着くように思ったが、もたもたして2時過ぎていた。
遅いお昼はサンドイッチと水で済ませたが、なんとも美味かった。
エンジンを掛けるが、掛らない。普段は始動ボタンをひと押しなのに、
スターターを10秒以上は厳禁・・ エンジンに海水が・・ 不安がよぎった。
10秒など、とっくに過ぎていた。冷却水バルブを閉めていなかったし・・・
エンジンカバーを外して、アチコチ、いろいろい、じくり回した。が、分かるはずもない。
船底は暑いので外に出た。スロットルレバーに目が行った。
・・・燃料カットのレバーが上がったままだった。 またか、と、呆れる・・ アホだ・・
キーを回して、ボタンを押した。瞬間にエンジン音が聞えて来た。
嬉しかった。おかげで、エンジン周りがピカピカきれいになった。
セーリングする元気がすり減ってしまった。機走の練習でもしようと思った。
舫いを外すと強い北西で、舳先が右に流れるが微速前進で左に振る。上手くいった。
機走で微速で左右後進、停止したままの左右真横移動、などの練習をした。
この船はあたかもスラッターが付いている様に、微妙で器用な動きが出来そうだ。
ハーバーから少し出ると北風が心地よくて、案外と涼しい。