ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

ハーバーに行く前に山小屋に寄ってみた。

キャビネットの上に目新しいウイスキーボトルがあった。セント・ジェームスという銘柄だろうか、まだ封が切られていなかった。 始めてみるラベルだ。先日ここを使った人たちが置いて行ったのだろう。どんな味か、持ち帰って試してみることにした。

いろんな人たちが山小屋を使うが、飲み残した、いろんなウイスキーやワインを置いていく。時には未開封の上等のスコッチが置いてある。それを次に使う人が飲んで楽しんでいるようだ。

このウイスキーは、ロンドンのセント・ジェームス街3番地にあるベリー・ブラザーズ&ラッドという店の商品らしい。1698年、ボーン未亡人によって創業された家族経営のワイン商は今日まで300年も引き継がれているそうだ。

ホームページによると・・・・
http://www.bbr.com/JP/about/who-we-are
ベリーズが初めて英国王室にワインをお届けしたのは、ジョージ3世時代にさかのぼり、そして今に続いています。最初の王室御用達指定を賜ったのは、1903年エドワード7世の頃で、現在は、エリザベス女王陛下とチャールズ皇太子殿下からそれぞれ御用達指定を受けております。

1923年に、弊社は、カティーサークスコッチウィスキーを造り、これは、無着色のスコッチとして知られています。最近では、良いヴィンテージのシングルモルトが、ベリーズオウンセレクションのレーベルで造られています。
なるほど、ヨーロッパやアメリカは商品に物語をつけるのがうまい!!
http://www.esjapan.com/product/cuttysark/


蛇足だと思うが、「セントジェームス」と言うラム酒があるようだ。
セント・ジェームス蒸留所は1765年、マルティニーク島サン・ピエールに創設。
1502年にジェノヴァ人の航海者、クリストファー・コロンブスに世界で最も美しい場所」と呼ばしめ、彼を魅了したマルティニーク島
1658年にフランス軍は抵抗する島民を虐殺、島民は絶滅した。島の植民地化が進むと、マルティニークはアフリカから奴隷貿易で連行された黒人奴隷によるサトウキビプランテーション農業で経済的に発展した。
ナポレオン・ボナパルトの最初の妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネはマルティニークのグラン・ブラン出身だそうだ。 このウイスキーのおかげで意外な事が分かった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF


それにしても、このウイスキーは美味しかった。ラム酒のようでもあるが、そうではない、スコッチ、原産地イギリスと裏のラベルに書いてあった。誰がおいていったのだろう。粋な男だだ。いや女性かもしれない。