紫陽花がさいている。家の庭にも、村落のあちこち、畑の隅にも、いろんな色のアジサイが咲いている。
今日からタイトルの画像をガクアジサイに変えた。
紫陽花はガクアジサイを改良したと広辞苑に書いてあった。色は青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいう。花は解熱薬、葉は瘧(おこり)の治療薬用。とある。
「おこり」とはマラリアのことらしい。キニーネがマラリアの唯一の特効薬かと思っていたら・・
アジサイの花は雨の日の朝によく似合う。しかし写真を撮るには光源が不足する。手前の花にも奥のにも、ピントを合わそうとすれば絞りは開けない。内蔵のストロボを焚けば簡単だが僕の技量では実際とは違ったものになる。面倒だが三脚を持ち出した。アジサイの横にカタツムリがいた。接写も三脚があれば撮り易い。
散歩のときにトングをグリュックに運んでもらった。
自分の事はできるだけ自分ですべきだ。
写真を撮ったら顔をそむける。こんな格好は嫌なんだろう。
傘の柄にぶらぶらさせて歩く事にした。
田んぼのあぜ道はいつも草が刈られている。
地面を手でなぞるように、ていねいに刈り取っていく。
何を植えているのですか、と訪ねたらサトイモだと言っていた。
あらからどれくらい経ったのか、もうそれらしい親指くらいの葉っぱが出ていた。