ヨットの大先輩が尋ねてくれた。

手土産に臼杵せんべいを持参してくれた。無口な人なので能書きは言わずに置いていったが子供のころよく食べていた懐かしい味だった。
ネットで調べると、臼杵せんべいは地元で取れる生姜を一枚一枚シュロのはけで煎餅の上に塗るらしい。江戸時代の参勤交代の非常食として重宝されたそうで400年以上の歴史がある。郷里に伝統の製菓があるのはいいもんだ。