ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

セローを引き取りに行くと、

バイク屋のご主人は申し分けなさそうにニコニコしていた。ホンダのバハは余り乗っていなかった。いいバイクだが地面に足が届かないのは僕にはどうしようもない。下取りに出す時は名残惜しかった。

「セローはどんな風にいいのですか」と問うと「セローはセローですよ」とパンフレットのコピーがそのまま出て来た。まぁ、いずれにしても僕にとって地に足が着くのが一番だ。

古い友人でバイクの先生のようなのがいる。ある日ふらっと立ち寄って僕のホンダのバハを試し乗りしていた。僕の目の前でコンクリートの急な階段を下りようとしていた。正確には階段の横の急斜面だ。コンクリートで塗り固めてある。
ステップに立って思いっきり腰を引いてゆっくり下りてきたが、コンクリートの斜面はタイヤのグリップが利かなかった。ゆっくり下りる予定がそうはならなかった。タイヤがロックしたまま滑ってきた。おまけに斜面の下には蓋のない側溝が口を開けて待っていたからたまらない。
友人は左手から染み出るように流れる赤いものをハンカチで拭きながら「ヤマハのセローがいいよ」と言いながら折れたクラッチレバーを気にしていた。セローのことをインターネットで調べるとなるほど僕にはぴったりだと思った。いいアドバイスをしてくれたと思った。

セローが僕にとって最後のバイクになる経緯とその事が縁でロットワイラーが無二の相棒になる話には行き着かないまま長い文章になってしまった。続きは明日になりそうだ。