月曜日の朝、本村の公民館で 狂犬病の予防接種と登録が行われた。
生後91日以上の犬は、生涯１回の登録と毎年１回の狂犬病予防注射が義務付けられています。との回覧板を随分前に見た記憶がある。朝の散歩の時に話しが出て思い出した。
朝食を済まして休む間もなくもう一度自転車で出かけた。日溜りのベランダに寝そべっていたグリュックは満腹の腹を大儀そうに持ち上げた。問診表には妊娠、発熱、下痢、などについての質問があった。下痢をしているがこれは食べすぎだから問題ない。おばあちゃんが鍋一杯与える昼の一食が多すぎるのだ。
狂犬病は発症すると必ず死亡するらしい。人間にも伝染する代表的な人獣共通感染症だそうで、わが国では１９５７年以降、狂犬病の発症例はないらしい。日本とかイギリスなどの島国では飼い犬の予防接種により根絶やにされたが、島国でない場合には先進国でも野生動物には危険があるらしい。イヌだけでなくネコ、キツネ、アライグマ、コウモリなども狂犬病ウイルスを持つと言われている。
公民館からの帰り、林の影にきれいな花が咲いていた。早朝だと日が当たらない場所だ。グリュックにポーズしてもらって何枚も撮った。さっきの不快な痛さなどすっかり忘れたようないい表情をしていた。なんと言う花だろう、つつじのようだ。
